草津市議会 2011-11-09
平成23年11月 9日決算審査特別委員会−11月09日-01号
平成23年11月 9日
決算審査特別委員会−11月09日-01号平成23年11月 9日
決算審査特別委員会
決算審査特別委員会会議録
〇日時 平成23年11月9日(水) 午前9時30分
〇場所
全員協議会室
〇
出席委員 委 員 長 西村 隆行君 副
委員長 瀬川 裕海君
委 員 中嶋 昭雄君 委 員 棚橋 幸男君
委 員 山田 智子君 委 員 小野 元嗣君
委 員
西田 剛君 委 員 宇野 房子君
委 員 杉江 昇君 委 員 久保 秋雄君
委 員 奥村 恭弘君 委 員 中村 孝蔵君
議 長 清水 正樹君
〇
欠席委員 な し
〇
傍聴議員 議 員 伊吹 達郎君 議 員
行岡荘太郎君
議 員 西田 操子君 議 員 竹村 勇君
議 員 中島 一廣君 議 員 大脇 正美君
以上です。
○
西村隆行 委員長 これより、議第61号、平成22年度草津市
住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算に対する質疑を行います。質疑がございましたら挙手願います。
大丈夫でしょうか。
◆
奥村恭弘 委員
委員長、そしたら。
○
西村隆行 委員長 奥村委員。
◆
奥村恭弘 委員 1点だけ、済みません。
この事業の
最終年度ですね、何年になってたか、それだけちょっと確認をさせていただきたいと思います。
○
西村隆行 委員長 答弁を求めます。
◎太田
住宅課長 はい、
委員長。
○
西村隆行 委員長 はい。
◎太田
住宅課長 制度自体は、もう既に廃止されておりますので、残っておりますのは、市が償還する
償還事務だけでございます。市からの
償還事務につきましては、平成28年度末をもって終了する予定でございます。
以上でございます。
○
西村隆行 委員長 奥村委員、それでいいですか。
◆
奥村恭弘 委員 はい。
○
西村隆行 委員長 ほか、ございますか。
では、よろしゅうございますね。
なければ、議第61号、平成22年度草津市
住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算に対する質疑はこれにて終了いたします。
それでは、採決いたします。
議第61号、平成22年度草津市
住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算について、原案のとおり認定することに賛成の委員の挙手を求めます。
(挙 手 全 員)
○
西村隆行 委員長 挙手全員であります。
よって、議第61号、平成22年度草津市
住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算につきましては、原案のとおり認定すべきものと決しました。
次に、
説明員の交代はなし、いいですね、大丈夫ですね。はい、済みません。
次に、議第65号、平成22年度草津市
駐車場事業特別会計歳入歳出決算について審査いたします。
提案者の説明を求めます。
◎北中
都市建設部副部長[総括]
委員長。
○
西村隆行 委員長 はい。
◎北中
都市建設部副部長[総括] 議第65号、平成22年度草津市
駐車場事業特別会計歳入歳出決算につきまして、御説明を申し上げます。
まず、歳入についてでございますが、平成22年度
歳入歳出決算事項別明細書の267ページから271ページをごらんいただきたいと思います。
また、歳出につきましては、平成22年度主要な施策の成果に関する
説明書の137ページから138ページが、その
説明資料となっております。
以上まことに簡単ではありますが、議第65号、平成22年度草津市
駐車場事業特別会計歳入歳出決算の説明とさせていただきます。何とぞ、よろしく御審議賜りますよう
お願い申し上げます。
○
西村隆行 委員長 では、これより、議第65号、平成22年度草津市
駐車場事業特別会計歳入歳出決算に対する質疑を行います。質疑がございましたら挙手願います。
久保委員。
◆
久保秋雄 委員 この
駐車場会計、22年度初めて黒字になったのかなというふうに理解しております。ただ、
黒字幅が47万円程度で、ちょっと間違えば赤字に転落するような状況だと思います。今後、もう少し安定的に推移するのかどうか、どう考えているのか、聞かせていただきたいと思います。
○
西村隆行 委員長 答弁を求めます。
◎西岡
交通政策課長 委員長。
○
西村隆行 委員長 はい。
◎西岡
交通政策課長 黒字幅につきましては、議員御指摘のとおり、少額でございますけれども、実際、今現在、22年度につきましては、
消費税を1,000万余り支払っております。実は1,000万自体は、
過年度にでございますけれども、
消費税を先に還付を受けておりまして、その還付を受けておる部分を戻してるというような御理解を
お願いしたいと思います。したがいまして、実質的には、
黒字幅といいますのは、その1,000万円ほどの
消費税を足した部分が、実際には運営上は正確な数字になるわけでございます。
今現在、
収入自体が非常に少ないですので、その4,400万円ですので、ですから、それに5%掛けましても、二百何万というところですので、ところが、
消費税自体は1,000万円ほど払ってると、こういうような状況でございます。
それと、今後の見込みでございますけれども、今現在、ことし4月に入ってからですが、
修正回転率が3.0の目標を切ったことはございませんでして、実は、4月以降の
修正回転率を申し上げますと、4月が3.05、各以下月ごとに、3.27、3.49、3.27、3.43、これ8月ですが、3.56が9月、3.52が10月ということで、どんどんこう、しり上がりに上がってきておりまして、今のこのままでいきますと、非常に好調に上がってくると、こういうような状況でございます。
○
西村隆行 委員長 久保委員。
◆
久保秋雄 委員 引き続き、
利用台数をふやしていただいて、安定的に黒字を確保していただきますように、
お願いしておきたいと思います。
○
西村隆行 委員長 答弁はよろしいですか。
◆
久保秋雄 委員 はい。
○
西村隆行 委員長 ほかございますか。
奥村委員。
◆
奥村恭弘 委員 関連して、同じような質問になるかもしれないんですが、これは実際に、
ラック方式から
平面方式に変えたという中での、いろんな業績がよくなってきているという状況、返還分のお金の部分だと思うんですけども、これも含めて関係した内容だと思っています。
今、
久保議員がおっしゃったみたいに、確かに収益が、西岡さんのほうからも御説明がありましたとおり、少ないかもしれませんが
黒字幅、
マイナス面から
プラス面になったという幅を見たときには、大きく変わっているという評価も一部せなあかんのかなという思いを一点しています。これは思いです。
その中で、実は、地域のというか、周りの駅周辺の
駐車場、ちょうど10年ぐらい前に、もうちょっと短いかもしれませんね、1時間で260円だったんでしょうか、
駐車料金が。それを30分で130円に変えていただいて、その後にまた
料金改定をいただくと、地域との格差があった部分、なかなか入ってもらえなかったという状況が、近年30分100円で、1時間200円ですか、という
料金改定をしていただいたという部分もあって、
大分効果が上がっているのかなという、これ、思っています。
そのときにお話があったのが、地域の
駐車場を、 民間ですけども、圧迫しないように、公共のところの
駐車場については料金設定していかなあかんのやというふうな形のお話をされていました。その中で、一つは、時間貸しの件については特段問題はないんですけれども、長時間
駐車者の場合の料金が、民間の
駐車場とみると倍以上となってるという現状だと思っています。
ここら辺の
考え方をもう一度確認をしておきたいんですが、もともと地下の
駐車場ですね、これは駐輪・
駐車場につきましては、時間貸しが目的であって、長時間貸す、要するにとめていただくことは想定をしてないということだと思っています。しかしながら、地域の要望としては長時間借りたいという要望もありますし、通勤や通学も含めて、
駐車場として、やはりある一定の月極の確保をしていただいている状況もあるんですけれども、この方針について、一度確認をしておきたいと思いますのでよろしく
お願いします。
○
西村隆行 委員長 答弁を求めます。
◎西岡
交通政策課長 委員長。
○
西村隆行 委員長 はい。
◎西岡
交通政策課長 今、御質問の長時間の
駐車料金、すなわち1日の
最大料金のことだと考えておりますけれども、今現在、1日の
最大料金が2,400円ということで設定をさせていただいてまして、周辺の
駐車場につきましては、特に西口については、ボストンとかで1,200円、今までの1,800円を1,200円に下げられてまして、また、その隣のところにある
駐車場については、1日600円という形で、非常に安い状況になっております。
そういうような、かなりの
市場性は上下はあるんですけれども、今、この市営の
駐車場に置きかえたときに、現在2,400円で行っておるんですが、最近、一時利用について経営的な問題がございまして、経営の改善という意味で、
過年度からこの問題について、
最大料金についての
値下げ等についての
議論等がございまして、最近、再度、市場の調査をした結果でございますけれども、周辺の一番近いところの、今2,400円を1,200円に値下げした場合でございますけれども、そうしたときに、
収益性としましては、1,200円以上の、今まで収益があった2,400円までのお金がですけども、一瞬にしてなくなるわけですが、それの収益の減少分が、全体の収益に占める割合としましては、パーセント的には約9%下がります。非常に大きな
下落率ということになりまして、実は、それを
修正回転率に置き直しますと、今3.5ぐらいでございますけれども、それを
修正回転率に置き直しますと3.2ぐらいまで下がってしまいます。
今ちょっと
上昇ぎみでございますので、もうしばらくは、その辺についての経営的な問題がございますので、様子を見ていかないといけないというように思いまして、一たん下げてしまいますと、もう戻せないというような
考え方をしておりますので、その辺については、しばらく様子を見させていただいて、
一定判断をしていきたいというような
考え方をしています。
特に、西口のほうが、1日
最大利用料金についての、先ほど申し上げましたとおり、差額が非常に激しい、競争が激しいというような状況でございまして、実際、草津駅西口の
利用者の状態はといいますと、ほとんどが
定期駐車の方が多いということで、一時利用の方、非常に少ないということでございます。
逆に、東口はといいますと、一時利用の収益が
定期利用の倍いってると、こういうように逆の現象がございまして、東のほうについては、
最大利用料金についての
競争性は余りないというような、周辺にございませんので、ないということですので、下げてしまいますと、経営的には東口での収益が大きく減少してしまって、西口についての
収益性というのは、余り改善されないというような形になりますので、トータルとしましては、やはりもうしばらく様子を見ながら、
最大料金についての判断はしていきたいというように考えてますので、御理解を
お願い申し上げます。
○
西村隆行 委員長 奥村委員。
◆
奥村恭弘 委員 経営的な観点ですね、きのうも少し話、あったと思うんですけども、
損益分岐点がどうやという話もありまして、やはり市民の
ニーズ等、それから
収益性、また、返還していくお金のところを含めて、できる限り圧縮した形で行っていくことが必要ですから、その部分については、しっかりと見極めながら、また検討いただきたいと思っています。
ただ、条例で
料金等が決められているという状況でありますので、
民間企業のように、上げて下げてというのが、もうその都度できるようなことではないというふうな状況もよく理解をしておりますので、決断をされるときには、本当に大きな議会としての決断を、やっぱりしなければならないというふうには思っていますが、そういった資料を、ぜひともいろいろ取りそろえていただいて、本当に今の時代に合った経営、要するに収支を上げていく、また、できる限り出金を少なくしていくという
方向性についても、御検討いただければありがたいなというふうに思っています。
○
西村隆行 委員長 答弁よろしいですか。
◆
奥村恭弘 委員 答弁をいただきます。
お願いします。
◎西岡
交通政策課長 はい。
○
西村隆行 委員長 はい、どうぞ。
◎西岡
交通政策課長 議員おっしゃいますように、
収益性については上げていきたいと考えております。特に、今までは
起債償還についてですけれども、収益から償還していくということは不可能でございましたけれども、今このままの状況で上がっていきますと、
起債償還の分について、
利用料金から返済していく、一部ですけれども返済していくところまでいけるんじゃないかというような見通しを持っておりますので、御理解賜りますよう、よろしく
お願い申し上げます。
○
西村隆行 委員長 奥村委員。
◆
奥村恭弘 委員 ありがとうございます。続いてよろしいですか。
○
西村隆行 委員長 どうぞ、はい。
◆
奥村恭弘 委員 決算の場面で、ちょっとここの中では記載がされてないかもしれないんですが、年度が違ったら違うということを言っていただきたいと思うんですが、せんだって、去年ですね、説明を一部いただいた中で、地下の
駐車場の
水漏れの件で、車に水滴が落ちて、車自体を修理するという事象が起こったという御説明をいただきました。これの対策ですね、当然ながらしていただいてると思いますけれども、平成22年度の決算の中で、ちょっと正しいかどうかわからないんですが、当てはまるようでしたら、ちょっとそこのところを御説明いただきたいと思います。
○
西村隆行 委員長 答弁を求めます。
◎西岡
交通政策課長 水漏れの件につきましては、今年度の修繕費の中で、今、対応していこうということで、実は、11月の8日から10日の間、今でございますけれども、修理をかけている最中でございまして、これについては、B1、1階の東口のフロアの約4分の1を今しているということで、これについては順次、効果を見ながら、来年度に向けても引き続き、予算の枠の範囲の中で修繕をかけていきたいというように考えております。
以上でございます。
○
西村隆行 委員長 奥村委員。
◆
奥村恭弘 委員
委員長、済みません。
これはB1の4分の1のみをということですか、継続して。
○
西村隆行 委員長 はい。
◎西岡
交通政策課長 継続してということでございます。
◆
奥村恭弘 委員 わかりました。
○
西村隆行 委員長 どうぞ、
奥村委員。
◆
奥村恭弘 委員 この
駐車場ができ上がって、どうでしょう、もう20年はたたないですか、十何年でしたかね。地下の工事されてるの見てた覚えはあるんですが大分前なので、18年ぐらいですかね。
○
西村隆行 委員長 済みません、築何年か。
◎西岡
交通政策課長 15年たっております。
○
西村隆行 委員長 奥村委員。
◆
奥村恭弘 委員 15年、まあ大体10年スパンぐらいで修理をするような、一般の建築も含めて、傷みが出てくるということだと思うんですが、これはあれなんですかね、予測をされたような事象だったんでしょうか。
○
西村隆行 委員長 答弁を求めます。
◎西岡
交通政策課長 委員長。
○
西村隆行 委員長 はい。
◎西岡
交通政策課長 建築物につきましては、基本的にはひび割れというものは発生していくわけでございますけれども、このひび割れについての漏水というものは、予測というものは、可能性としてはあるということですが、事象としては前回、議会で報告させていただいた以前にも、一度発生しておりまして、順次、発生した箇所を直していくということだったんですが、最近特に、2回連続発生しておりますので、この際に修繕を集中的にかけていこうということで、継続して修繕をかけていくというような
考え方をしております。
○
西村隆行 委員長 奥村委員。
◆
奥村恭弘 委員 いろいろとお話を聞いてる中で、予測されるのが、
ラック方式から変換されたことによって、駐車の台数が逆に上がったと。雨の日も、とめるところも含めて、今までラック式でしたら、そのラック自体が車に乗っていた雨を吸収して、なかなか下に落ちなかったという状況が、今はもうそのまま、じかに、雨が降った状況でついていっているということだと思うので、そこら辺をなかなか予測ができなかったかもしれないんですが、ちょっと予測をしておいたほうがよかったかなという思いを1点、しております。
あとは、今現状、件数が2件、3件、2件ぐらいですかね、出てるという状況でありますので、そんなことで、せっかく多くの方々に
駐車場を利用してもらっているので、使えないというか、そのような状況に、とめるような状況には絶対ならんように
お願いしたいと思いますが、そこら辺のところの種々決定は、先ほどの工事以外は、何かされるようにしてるんでしょうか。
○
西村隆行 委員長 答弁を求めます。
◎西岡
交通政策課長 委員長。
○
西村隆行 委員長 はい。
◎西岡
交通政策課長 この漏水の水滴が落ちた、そして、車に付着して固まったという、まず原因については、今までは水滴は水滴として落ちていたわけでございますけれども、これについては、今回の工事で、やはり耐震壁等を撤去して、そのときにコンクリートの粉じんが、やはりすき間に入っていったということで、実はそのコンクリートの粉じん自体が水と反応しますと、炭酸カルシウム等がそこからイオン化して抽出されるということで、ある程度、短期的な化学反応でございますので、ある一定期間が過ぎますと、この炭酸カルシウムに変化していくというのが、かなりおさまってくるというようなことで、よくビルとかでは、コンクリートつららというものが、白いつららが発生しておるんですけれども、そのような現象でございまして、ある程度、期間が過ぎれば、なくなってくると、影響がなくなるというふうに判断している次第でございます。
以上です。
○
西村隆行 委員長 奥村委員。
◆
奥村恭弘 委員 わかりました。何度も申し上げて申しわけないですが、使用者というか使われる方にとってみれば、一たんそういうのがありますと、なかなか使用もいただけないという状況にもなりますし、
駐車場自身はパーク・アンド・ライドというか、でき得る限り車の利用を控えてもらって、駅の利便性も含めて、地下の
駐車場をつくってきたという経過があるというようにもお聞きしてますので、しっかり補修メンテを含めてやっていただきますように、よろしく
お願いします。
事象自身がまだ2件しか発生してないのでいいんですけれども、これについては本当に、出たらすぐに対応いただくということと、あとは本当に出ないように、しっかりとした対応を求めます。
これ、意見にします。
○
西村隆行 委員長 答弁はよろしいですか。
◆
奥村恭弘 委員 結構です。
○
西村隆行 委員長 ほかにございますか。
◆
久保秋雄 委員
委員長、関連で。
○
西村隆行 委員長 久保委員。
◆
久保秋雄 委員 そのB1の雨漏りの件なんですけども、指定管理者もおられるわけですから、日常的に雨漏りがないのかどうか、こういうことをきちんと点検をしていただくと、そういうところを発見していただいたら、とりあえず、その下にある駐車スペースには、車をとめないような処置、そういったことも並行してやるべきだというふうに思うんですね。指定管理料もきちっと払ってるんですからね、当然そういうことも業務の範囲だというふうに私は思うんですけども、いかがなもんでしょうか。
○
西村隆行 委員長 答弁を求めます。
◎西岡
交通政策課長 発生以降ですね、常に点検を指定管理者のほうがしておりまして、特に冬場については、今後、雪等を積んだ車が入ったときには、下のB2については状況によっては閉鎖するなり、そういうような対応をしていきたいというように考えておりますので、それについては、指定管理者にも十分、周知しておりますので、よろしく御理解を
お願い申し上げます。
◆
久保秋雄 委員 くれぐれもよろしく
お願い申し上げます。
○
西村隆行 委員長 よろしいですか。
◆
久保秋雄 委員 はい。
○
西村隆行 委員長 ほか、大丈夫ですか。よろしいでしょうか。
なければ、議第65号、平成22年度草津市
駐車場事業特別会計歳入歳出決算に対する質疑は、これにて終了いたします。
それでは、採決いたします。
議第65号、平成22年度草津市
駐車場事業特別会計歳入歳出決算について、原案のとおり認定することに賛成の委員の挙手を求めます。
(挙 手 全 員)
○
西村隆行 委員長 挙手全員であります。
議第65号、平成22年度草津市
駐車場事業特別会計歳入歳出決算につきましては、原案のとおり認定すべきものと決しました。
次に、
上下水道部の担当について、
説明員の交代をよろしく
お願いします。御苦労さまでした。
(
説明員交代)
○
西村隆行 委員長 では、よろしゅうございますか、大丈夫でしょうか。よろしいですか。
それでは、議第58号、平成22年度草津市
一般会計歳入歳出決算のうち、
上下水道部が所管する部分に対する質疑を行います。質疑がございましたら、挙手願います。
大丈夫でしょうか。
◆
奥村恭弘 委員
委員長。
○
西村隆行 委員長 奥村委員。
◆
奥村恭弘 委員 上水道の件で質問させていただきたいと思います。
山田と、それから常盤ですかね、にある浄水場ですね。これですね、ロクハの浄水場の施設なんですけれども、修理修繕を、たしか、していく計画であったと思いますが、一つ、修理修繕の進捗ぐあいと、あともう一つは、実質、受水を県水に変えていくという状況の中で、年次計画をとって進められてると思うんですが、その内容について、少し経過を御説明いただけるとありがたいですが、よろしく
お願いします。
○
西村隆行 委員長 答弁を求めます。はい、どうぞ。
◎横江
浄水課長 浄水場、ロクハ浄水場と北山田浄水場について、修繕等の進捗状況でございますが、北山田につきましては、平成4年から現在におきまして約20年、ロクハ浄水場につきましては、新館、旧館含めまして40年から30年が経過しております。
今、現在、毎年のようにですね、特にロクハの浄水場につきましては、更新は何年か前からずっとやらさせていただいておりますし、北山田浄水場につきましては、20年経過しているということで、例えば取水ポンプ、そして、排水ポンプ等、順次整備いたしております。
そして、市水で、今、平成16年度から県水をいただいておりますが、現在は最大2,000トンということで、南笠の高区のほうで受水しております。平均的には1,200トンということで、未達水量に十分達するような形で、最低限の水量を購入している状況でございます。
◆
奥村恭弘 委員 はい。
○
西村隆行 委員長 奥村委員。
◆
奥村恭弘 委員 草津市としては、上水道については、県水を普及率というか、取水率をふやしていくという
方向性で今されてるとは思うんですけれども、そうした場合に、草津用水の管なんですが、これが老朽化が進んで―、 これも年次計画をとりながら、ずっと進めていただいてると思うんですけども、その関係ですね、どういうふうになっていくのか、少しわかる範囲で結構なので、教えてもらいたいと思います。要するに、引き込みをされてるかどうかということを、少し聞きたいと思います。
◎横江
浄水課長 導水管につきましては、用水との共同事業による導水管の更新を計画しておりまして、実際、今、粛々と進んでいる状況でございますが、県水につきましては、予定どおり最大2,000トンという形で、県水を予定しております。そこら辺は、水利権も今現在、国のほうに申請している状況でございますので、それとの絡みの中で、今現在、県水につきましても、予定どおり、将来2,000トンという形で予定しております。
◆
奥村恭弘 委員 はい、わかりました。
○
西村隆行 委員長 ほか、ございますか。次の特会のほうにあるそうですので。
よろしいですか。
(「はい」の声あり)
○
西村隆行 委員長 大丈夫ですか。
なければ、議第58号、平成22年度草津市
一般会計歳入歳出決算のうち、
上下水道部が所管する部分に対する質疑はこれにて終了いたします。
次に、議第63号、平成22年度草津市
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算について、審査いたします。
説明員の方はこのままでよろしいですね。では、
提案者の説明を求めます。
◎中北
上下水道部副部長[総括] 議第63号、平成22年度草津市
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算につきまして、御説明を申し上げます。
まず、歳入についてでございますが、平成22年度
歳入歳出決算事項別明細書の239ページから249ページをごらんいただきたいと思います。よろしいでしょうか。
それから、歳出につきましては、平成22年度、主要な施策の成果に関する
説明書の129ページから134ページが、その
説明資料となっております。
以上、まことに簡単ではありますが、議第63号、平成22年度草津市
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の説明とさせていただきます。何とぞ、よろしく御審議賜りますよう
お願い申し上げます。
○
西村隆行 委員長 これより、議第63号、平成22年度草津市
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算に対する質疑を行います。質疑がございましたら、挙手願います。
◆
久保秋雄 委員
委員長。
○
西村隆行 委員長 久保委員。
◆
久保秋雄 委員 成果に関する
説明書の129ページなんですけども、下水道推進費、この中に処理開始区域内水洗化率95%とございますけれども、あと5%は、これは本管が来ているにもかかわらず、利用いただいてないということですか。
○
西村隆行 委員長 答弁を求めます。
◎田中
上下水道部副部長[
下水道担当] ただいまの水洗化率95%につきましては、市内で公共下水道の整備が、現在のところ95.1%になっております。あと、農業集落排水が4.3%、それから、合併処理浄化槽が0.2%ということで、全部で99.6%の汚水の処理率になっております。その中で、水洗化率が90%ということになりますので、水洗化率につきましては、全体からいいますと95%ということで、あと未整備の分がございますことから、その水洗化率が95にとどまっておるということでございます。
この分につきましては、毎年、啓発をさせていただいて、水洗化率の向上に努めさせていただいておるところでございますけれども、なかなか資金等の問題もございまして、水洗化がまだ、いただけないというようなところがございます。
以上でございます。
◆
久保秋雄 委員 私の理解、ちょっと間違ってたんですかね。本管が来てるけれども、それに接続していただいていないと、残りの5%が。そういう意味ではないんですね。
○
西村隆行 委員長 答弁を求めます。
◎田中
上下水道部副部長[
下水道担当] 今おっしゃっていただいたとおりで、下水道の整備はさせていただいておっても、まだ水洗化として下水道に接続いただいてないという部分がございますので、その部分が5%ということでございます。
◆
久保秋雄 委員 はい。
○
西村隆行 委員長 久保委員。
◆
久保秋雄 委員 できるだけ早く本管に接続していただくと、各家庭の排水をね、大事なことやと思うんですけど、それを接続していただくためのどんな努力をされているのか、
お願いをしたいと思います。
○
西村隆行 委員長 答弁を求めます。
◎田中
上下水道部副部長[
下水道担当]
委員長。
○
西村隆行 委員長 はい。
◎田中
上下水道部副部長[
下水道担当] 年4回の水洗化啓発、特に9月は水洗化計画強調月間ということで進めておりますが、それを含めまして年4回、全職員が班分けをいたしまして、市内の未水洗化のお宅を訪問させていただく中で、水洗化啓発をさせていただいております。
以上でございます。
○
西村隆行 委員長 久保委員。
◆
久保秋雄 委員 私の、いわゆる近くを伯母川が流れてるんですけども、いまだに下水道が通っているにもかかわらず、なかなか接続をしていただいてないというおうちが、やっぱりあるんですね。相当、年月がたってる。浄化槽の廃水が伯母川に流れ込むということで、かなりやっぱり川に対する負荷もかかっているようでございます。できるだけ早く接続していただけるように、接続しない理由もきちんと聞いていただいて、資金的なものであるのかどうか、それだったら、もう資金的な援助も含めてやっていくべきではないかというふうに考えますけど、いかがでしょうかね。
○
西村隆行 委員長 答弁を求めます。
◎田中
上下水道部副部長[
下水道担当] 水洗化啓発に回らさせていただく中で、なぜ下水道に接続いただけないかというようなアンケートも、同時にあわせてお聞きをいたしております。その結果でございますが、一番やはり多くの方の御意見は、資金が不足しているというようなことで、約45%ございます。この方々につきましては、市のほうから水洗便所の改造資金の貸付制度がございますので、これを御利用いただきたいと、これ年1.5%の金利で、各金融機関から100万円を限度として、60カ月の限度でお借りいただくことができますので、こういった制度を御利用いただきたいというふうに
お願いを申し上げております。なかなかお年寄りのおひとり住まいとか、そういう場合ですと、なかなか資金の問題も難しいということで、なかなか対応が難しい場合もございます。
以上でございます。
○
西村隆行 委員長 久保委員。
◆
久保秋雄 委員 そういう貸付制度のアピールとか、していただいて、ぜひとも早急に100%を目指して接続していただけるように、引き続きの努力を
お願いしておきたいというふうに思います。
○
西村隆行 委員長 答弁はよろしいですか。
◆
久保秋雄 委員 はい。
○
西村隆行 委員長 ほか、どうですか。
◆
奥村恭弘 委員 はい。
○
西村隆行 委員長 奥村委員。
◆
奥村恭弘 委員 ちょっと関連なので、済みません。先、させてもらいます。
今、普及に対しての班分けをされて、啓発活動をされてるということなんですけれども、これ、課題になるのが、3年、4年ですかね、年度があって、それ以内につけてくださいというのが決まりだったと思うんです。ここら辺のところの状況、どういう関係でしなければならないかという、今の規制というか、流れですね、少し説明いただきたいと思います。
○
西村隆行 委員長 答弁を求めます。
◎田中
上下水道部副部長[
下水道担当] 下水道法で3年以内に下水道に接続をしていただくということで、法律上、定まっております。また、市の下水道条例で合併浄化槽の場合は6カ月以内に下水道に接続いただくと、供用開始後ですね、接続いただくということで定まっておりますが、今、申し上げましたように、一番、接続いただけない大きな要因は、やはり資金的な問題ということが言われております。そのほかに、次に大きな問題といたしましては、今、新築なり、またリフォームを考えているというようなことで、その機会に対応していきたいというような御意見も多数ございます。
そういったことから、なかなか水洗化が進まないというような状況もございます。
以上でございます。
○
西村隆行 委員長 奥村委員。
◆
奥村恭弘 委員 わかりました。これ、条例と下水道法ということで、下水道法の方が上位ということで、前も一度お話をさせていただいたかもしれないんですが、下水道法の中には、やはり厳しいことも大分書かれていますし、先ほどの資金面で、やっぱり大変なところについては、そこら辺はしっかりフォローというか、していただきたいんですけれども、本当にできるけれどもやらないというところに対しては、しっかりとした対処をしていただきますように、相談に乗りながら、対処いただけるように
お願いしたいと思います。
○
西村隆行 委員長 答弁はよろしいですか。
◆
奥村恭弘 委員 はい、結構です。
○
西村隆行 委員長 では、中嶋委員、済みません、どうぞ。
◆中嶋昭雄 委員 以前にも話したんですけど、料金徴収のことですけどね、料金がかかっていないうちがあったという話を以前に聞いて、おかしいな、何でやろな、申請されてないのかなとか、事務の手違いなのか、どういったことですり抜けてしもうたかということで思ってたんですけど、そういったことは、もう今に至ってはないですか。その辺は十分把握されてる、下水に接続されてるうちで、料金が発生していないとかいったことはないと思うんですけども、以前に何件か耳にしたことがありまして。確認されてますね、十分。
○
西村隆行 委員長 答弁を求めます。
◎村井
上下水道総務課長 料金につきましては、先ほど説明をさせていただいた、水洗化のときにあわせて、そのチェックをさせていただいております。下水道の場合ですと、例えば、大阪、京都の業者さんのほうで、指定の工事店でない業者さんがされた場合に、市への手続が漏れてるというケースで、見つかるケースがございます。その場合には、5年間の遡及をさせていただいて、料金のほうを徴収させていただいております。
以上でございます。
○
西村隆行 委員長 中嶋委員。
◆中嶋昭雄 委員 ということは、今は100%に近いという解釈をさせてもらってもいいということですね。
○
西村隆行 委員長 答弁を求めます。
◎村井
上下水道総務課長 ほぼ、もう100%だと考えてもらって結構だと思います。
◆中嶋昭雄 委員 はい、結構でございます。ありがとうございます。
○
西村隆行 委員長 ほか、ございますか。よろしゅうございますか。もう御質疑ございませんか。
(「はい」の声あり)
○
西村隆行 委員長 なければ、議第63号、平成22年度草津市
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算に対する質疑は、これにて終了いたします。
それでは、採決いたします。
議第63号、平成22年度草津市
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算について、原案のとおり認定することに賛成の委員の挙手を求めます。
(挙 手 全 員)
○
西村隆行 委員長 挙手全員であります。
よって、議第63号、平成22年度草津市
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算につきましては、原案のとおり認定すべきものと決しました。
次に、議第69号、平成22年度草津市
水道事業会計決算を認定に付することについて、審査をいたします。
説明員はこのままでよろしゅうございますね。
それでは、
提案者の説明を求めます。
◎中北
上下水道部副部長[総括] 議第69号、平成22年度草津市
水道事業会計決算を認定に付することについて、の御説明を申し上げます。
それでは、恐れ入りますが、別冊の平成22年度水道事業決算および事業報告書の9ページをお開き願いたいと思います。
まず、決算概要総括についてでございますが、「安全で良質な水道水を安定的に供給する」という基本使命を果たしていくとともに、公営企業として、より効率的で透明性の高い事業実施に努めているところでございます。
平成22年度におきましては、施設・管路の老朽化等における、本市の水道事業を取り巻く諸課題の把握と、現状分析を行った上で、将来にわたり安全な水道水を安定的に供給していくための経営戦略としての「草津市水道ビジョン」を策定いたしました。水道ビジョンでは、水道事業の半世紀先を見据え、今後11年間に取り組むべき目標として、安心・安定・持続・環境・国際という5つの目標を定めたところでございます。
今後は、この目標を実現するために、ハード面においては、ロクハ浄水場の耐震性の向上や重要度を考慮した管路の耐震化、アセットマネジメントによる施設・管路の計画的な更新を進めてまいります。また、ソフト面では、技術系職員の確保等により、技術継承を図るとともに、草津市水道事業経営計画により中長期的な視点から、効率的な事業運営と経営基盤の強化に取り組んでまいります。
次に、給水及び業務状況についてでございますが、平成22年度の年間排水量は約1,633万立方メートルで、前年度比1.4%の減です。有収水量は約1,520万立方メートルで前年度比1.9%の増となっております。有収率は前年度より3.1ポイント上昇して93.1%となっており、下表の記載のとおりでございます。
有収率が上昇いたしましたのは、継続的に実施している管路診断業務(配水管漏水調査)でございますが、それにより漏水の早期修理ができていることや、計画的な老朽管更新により、大規模な漏水事故を未然に防止できたこと等によるものと考えております。引き続き、漏水調査につきましては、その精度を向上させ、速やかな漏水修理を実施することで、少しでも無効水量を減らし、有収率の向上に寄与できるよう努めてまいります。
収益的収支の状況についてでございますが、収益総額は23億8,429万8,505円で対前年度比0.2%の増加、費用総額は21億1,923万4,663円で対前年度比7.0%増加しました。このことから、差し引き2億6,506万3,842円、前年度比で33.7%減、前年度純利益は3億9,981万9,855円でございました、の純利益を計上することができました。この未処分利益剰余金は、減債積立金に1,326万円を積み立て、残額2億5,180万3,842円を利益積立金に積み立てようとするもので、6ページの記載のとおりでございます。
資本的収支についてでございますが、収入額4億5,737万9,405円に対し、支出額は12億1,274万6,728円となり、差し引き7億5,536万7,323円の資金不足が生じました。この不足額につきましては、損益勘定留保資金5億2,944万5,869円、減債積立金処分額1億9,991万円並びに当年度分
消費税及び地方
消費税資本的収支調整額2,601万1,454円で補てんをいたしました。
なお、建設改良費のうち、導水管整備他工事他2件につきましては、地方公営企業法第26条第1項の規定により、1億1,249万4,000円を繰り越しいたしましたし、営業費用のうち、追分町他配水管更新(1工区)工事他1件につきましては、同法第26条第2項ただし書きの規定により、694万3,000円を、平成23年度に繰り越しをいたしました。
また、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づきます資金不足比率につきましては、平成22年度の水道事業会計が黒字でありましたことから、不足は生じておりません。
なお、お手元の資料、平成22年度水道事業決算および事業報告書の1ページから4ページまでは、
消費税を含んだ金額となっておりまして、5ページから8ページまでは、公営企業会計の経営状況をあらわすため、
消費税を含まない金額となっております。
また、工事や委託業務の概況、業務などにつきましては、記載したとおりでございます。
以上、まことに簡単ではございますが、議第69号、平成22年度草津市
水道事業会計決算を認定に付することについての説明を終わらせていただきます。何とぞ、よろしく御審議賜りますよう
お願い申し上げます。
○
西村隆行 委員長 ありがとうございました。
では、これより議第69号、平成22年度草津市
水道事業会計決算を認定に付することについてに対する質疑を行います。質疑がございましたら、挙手を願います。
久保委員。
◆
久保秋雄 委員 9ページなんですけども、人口がふえているにもかかわらず、配水量が減っているというのは、これ、やっぱり各家庭の節水が徹底してるということなんでしょうかね。
○
西村隆行 委員長 答弁を求めます。
◎村井
上下水道総務課長 最近の節水傾向、節水機器の普及ということで、この先につきましては、平成15年ぐらいまで、ずっとこう下がってきておったんですけども、15年以降は横ばい状態でございました。22年度は再びまた水道使用料の単価が下がっておりますので、またさらに節水の傾向が進んでいるというふうに考えております。
○
西村隆行 委員長 久保委員。
◆
久保秋雄 委員 節水以外には考えられないんですかね、例えば地下水をたくさん使用されるようになったとか、そういうことはありませんか。
○
西村隆行 委員長 答弁を求めます。
◎村井
上下水道総務課長 地下水につきましては、下水道の料金側で地下水を使われた場合には、申請等いただくことになっておりますが、特に増加しているという傾向はございません。
○
西村隆行 委員長 久保委員。
◆
久保秋雄 委員 わかりました。
○
西村隆行 委員長 よろしいですか。
◆
久保秋雄 委員 はい。
○
西村隆行 委員長 ほか、いかがですか。
では、ないということでよろしゅうございますか。
中村委員。
◆
中村孝蔵 委員 最近のニュースでですね、東京都がペットボトルにこう入れて、それを売るという自信満々の水道水をやったということですけれども、そういう質問よろしいかいな。
○
西村隆行 委員長 この決算の中でどう考えはったかという意味であれば。
◆
中村孝蔵 委員 ああ、そう、そういう表現。
まあこうして、さすがはやっぱり東京都、こうして、ああいうミネラルに打って出たなというように感じたんですけれども、決算に関して、どういうように思われますか、ちょっとお聞きしたいと思いますけど。
○
西村隆行 委員長 答弁できますでしょうか。
◎中北
上下水道部副部長[総括] ことしの3月の議会でですね、そういうボトルウオーターという、そういう作成、つくるですか、そういうことをして水道水等のPRができないかという御質問があったかと思うんですけども、やはり大都市大阪とか東京都で、やはりそういうことで水道水のおいしさをPRをしてはいるんですけども、やはり人口規模が違いますもので、草津市でつくってしまいますと、やはり水道単価が高くつきまして、それに見合う利益が多分、見出せないのかなというふうに判断しておりますので、その辺はもう少し、十分、市場調査をしながら、研究をしていく必要があるんじゃないかなと、このように考えております。
○
西村隆行 委員長 中村委員。
◆
中村孝蔵 委員 ということは、採算が合わへんので、それは見合わせているけれども、うちとこの草津市の水道としては、何ら自信を持ってるということに取らさせてもらってよろしいんですかね。
◎中北
上下水道部副部長[総括] 水道水のおいしさにつきましては、大都市と変わらないというふうには思っておりますが、ただ、ペットボトルで売る販売網が、大阪や東京都では、地下鉄とかそういうお店での販売もされておりますことから、それと昼間人口もかなり多い人口になっておりますので、それで販売が確保できるのかなと思っておりますし、ほかの自治体でもペットボトルの販売をされてますが、ほとんどの自治体では、いいところでとんとん、ほかはやっぱり赤字が出ているというのが実情です。ということから判断しますと、なかなかそういうペットボトルの作成というのは、非常に厳しいものかなというふうには判断させていただいています。
○
西村隆行 委員長 中村委員。
◆
中村孝蔵 委員 わかりました。
○
西村隆行 委員長 よろしいですか。
◆
中村孝蔵 委員 はい。
○
西村隆行 委員長 ほか、よろしゅうございますか。大丈夫ですね。
なければ、議第69号、平成22年度草津市
水道事業会計決算を認定に付することについてに対する質疑は、これにて終了いたします。
それでは、採決いたします。
議第69号、平成22年度草津市
水道事業会計決算を認定に付することについて、原案のとおり認定することに賛成の委員の挙手を求めます。
(挙 手 全 員)
○
西村隆行 委員長 挙手全員であります。
よって、議第69号、平成22年度草津市
水道事業会計決算を認定に付することについて、につきましては、原案のとおり認定すべきものと決しました。
それでは、暫時休憩をいたします。再開後は一般会計決算議案の採決前に、総括を行いますので、休憩中に執行部の入れかえをよろしく
お願い申し上げます。再開10時45分。
午前10時32分休憩
午前10時45分再開
○
西村隆行 委員長 それでは、再開定刻時間になりましたので、
決算審査特別委員会を再開いたします。
2日間にわたりまして決算のいろんな質疑を差し上げたようでございますが、ここで最後に、議第58号の決算をする前に、再度聞いておきたいこと、またそれから、全体的な質問で質問したいこと等ですね、一応、全行政の部長さんたちに来ていただいておりますので、余り細かいことは、もうこの時点ではと思いますが、全体的な観点から何かございましたら、質疑を
お願いいたします。
久保委員。
◆
久保秋雄 委員
産業振興部の質疑のときに、聞き漏らしたんですけども、ちょっと改めて時間をいただきましたので、質問させていただきたいと思います。
成果に関する
説明書の75ページ、水生植物公園の管理運営費にかかわってお聞きをしたいと思います。
今年度、管理運営業務委託、1億2,000万円余りが執行されています。これ、たしか、みずの森水生植物公園については、指定管理の方針が出されていたかと思うんです。私個人的には、この植物公園は、指定管理にはちょっとなじまないんじゃないかなというふうな考えを持ってるんですけども、改めて、その指定管理の検討の状況をお聞きをしておきたいと思います。
○
西村隆行 委員長 久保委員、これ決算して、そこからどう考えていかれるかという質問でよろしゅうございますね。
◆
久保秋雄 委員 そうです。
○
西村隆行 委員長 答弁を求めます。
◎鈴川
産業振興部長 みずの森に関しまして、指定管理の
方向性についてのお尋ねでございますけども、みずの森につきましては、御指摘のとおり入園者数等もかなり減ってきておる状態でございまして、民間のノウハウを活用して、より多くの来園者に入っていただこうということを目指し、また経費節減を目指しまして、指定管理の方向で現在、検討をさせていただいておるところでございます。
ただ、御指摘のとおり、かなり専門的な部分が水生植物園にはございます。そういった部分につきましては、今現在、どこまでを指定管理にしていくのかというところを検討させていただいてございまして、すべて指定管理にするのは無理があろうかなという思いをさせていただいておりまして、今現在その辺の検討をさせていただいておる最中でございまして、その辺の整理が一定つきましたら、指定管理に向けて取り組んでまいりたいと考えております。
○
西村隆行 委員長 久保委員。
◆
久保秋雄 委員 部長、今おっしゃったように、専門的な分野、例えば植物のお世話であるとか、大変な専門的な業務があろうかと思います。そういう中で、一部だけ指定管理ってやっぱり可能なんでしょうか。
○
西村隆行 委員長 答弁を求めます。
◎鈴川
産業振興部長 全国的にも調査等をさせていただいておる中で、そういった専門的な部分につきましては、直営の部分で対応しておる施設もございます。そういったことから、どれだけの部分を専門的に残していくんやというところを今、検討させていただいておる途上でございまして、基本的には可能ということでございます。
○
西村隆行 委員長 久保委員。
◆
久保秋雄 委員 一度お聞きしたかったんですけども、この水生植物公園をつくられた、そもそもの動機というか、発想というか、について、確認させていただきたいと思います。
○
西村隆行 委員長 答弁できますか、どうぞ。
◎鈴川
産業振興部長 そもそも、琵琶湖総合開発、琵琶湖総合ネックレス構想の一環であの地域を、そういった観光資源にやっていこうということで、整備に取り組んだものでございます。
○
西村隆行 委員長 久保委員。
◆
久保秋雄 委員 非常に文化的な施設で、黒字というのは想定されてなかったように私はお聞きしているんですけれども、一定程度のやっぱり財政負担はあらかじめ想定されていたように私は思うんですけども、いかがでしょうか。
○
西村隆行 委員長 答弁を求めます。
◎鈴川
産業振興部長 当初からですね、黒字というような経営のところまではなかったように記憶をさせていただいてございますが、開園当初はかなりの入園者で収益も上がっておりましたけども、かなり年々10%強の減少というような状況になっていっておりますことから、そういったいろんな形の中で、民間のノウハウを活用して、少しでも盛り上げていきたいという思いでございます。
○
西村隆行 委員長 久保委員。
◆
久保秋雄 委員 みずの森の設立の目的趣旨、十分お考えいただきまして、適切な対応を
お願いをしておきたいと思います。
○
西村隆行 委員長 もう答弁はよろしいですか。
◆
久保秋雄 委員 はい。
○
西村隆行 委員長 杉江委員。
◆杉江昇 委員 はい。
委員長の采配で、今、発言させていただきます。
まず、平成22年度草津市決算概要を読ませていただいた中に、7ページの歳入のところに注目してしまいました。リーマンショックから立ち直りつつ、法人市民税が4億6,000万円増、あるいは逆に、個人の市民税が4億5,800万円減、このような混沌としたような状況、これが今後も続いていくのかなと、このような中、もう一つぱっとした展開が望めないような時代が続いていくのかなという中で、行政システム改革の中にあって、税収、あるいはいろいろな収入について、どのような考えでいらっしゃるのか、一度お問い合わせを申し上げます。
○
西村隆行 委員長 答弁を求めます。
◎山本
総務部長 財源の確保ということでございますが、先日発表させていただきました予算編成方針の中でも、新規財源の確保を図りなさい、図ってほしいという項目も設けさせていただきました。言うはたやすく、なかなか実行が難しいところでございまして、毎年でございますが、いわゆる普通財産の処分による歳入の確保、あるいは、小さい単位でございますけれども、広告料収入を新たに得るとかですね、そういった工夫で小さなものの積み上げで、歳入確保を図るということが1点でございます。
また、議員の皆様方からも再三にわたりまして御指摘をいただいております、税及び税外収入の管理の適正化ということで、すなわち徴収率の向上、もしくは滞納の適正管理というような部分も一つの歳入確保でございまして、さらには、
委員会の冒頭でも御指摘をいただいておりました、法人市民税だけではなしに、個人市民税もしくは固定資産税という大きなウエートを占める税収の動向なり、確保ということもございましたけども、この部分につきましては、一定、市民の皆様、転入がふえ、あるいは新築の家屋がふえるということについては、一面では歳入の増につながってまいりますけれども、一方におきましては、人口がふえるということで、行政需要もふえてまいりますし、ソフト、例えば保育所の待機児童の増加、あるいは、ごみ量の増加というふうにも行政需要がふえてまいりますので、一長一短ということでございます。
取りとめのない話になりますけれども、不要財産の適正な処分と、債券を含む財産の適正管理ということを通じて、確実に少ないロットではありますけれども、歳入増を図っていくというものでございます。
もう一方では、今、少しシステム改革ということをおっしゃいましたけれども、こういった中では、国のほうでは平成18年の8月に「地方公共団体における行政改革の更なる推進のための指針」というのを発表しておりまして、それに基づいて3つの大きな柱がございます。1つは、総人件費の改革、2つ目が公共サービスの改革、3つ目が公会計改革、この3つがございます。
2つ目の公共サービス改革につきましては、過去2年間、賛否はございましたものの、やらせていただいた事業仕分けという手法で一定、
方向性がつけられた。3つ目に申しました公会計改革の中には、先日報告させていただきました健全化指標等もございますし、また、12月に報告をさせていただきます、いわゆるバランスシートもございます。このバランスシートの中に、いわゆる処分可能な財産の数字も挙げさせていただいてますし、債権管理の状況も挙げさせていただいてるということで、こういった改革を通じましても、歳入の確保なり、歳出のさらなる、いわゆる行政改革に取り組んでいくところでございます。よろしく
お願いを申し上げます。
○
西村隆行 委員長 杉江委員。
◆杉江昇 委員 本当に恒久的な、半恒久的というのか、やはり潤沢に経年にわたって入ってくるシステムというのは、やっぱり大事かなと思うんです。それで、公というものは、やはり外の環境に左右されやすい、本当に弱いものやと思います。それから、言葉は悪いんですけど、昔ありました、株式会社神戸市とかね、そういう言い方をした時代がありましたわね。ですから、やはりもう一度、第三セクターとか、あるいは
民間企業とかのパートナーシップとか、いろんな
考え方があろうかと思うんですけど、その辺はいかがお思いでしょうか。
○
西村隆行 委員長 答弁を求めます。
◎山本
総務部長 平成16年ぐらいから、新産業の創出ということで、本市も滋賀県版経済特区制度の第1号に認定されるなど、新たな分野の産業の創出、いわゆる企業誘致、企業の創出に取り組んでまいりました。
過去、その制度が終わってから、5年経過して終わってるわけですけども、なかなか投資した金額、いわゆる市が補助なり支援をした金額と、その企業さんがお納めいただいた税額、法人税あるいは固定資産税額と比べますと、プラスになったというところまでは、この5年間ではいっておりません。ただ、定着いただいた幾つかの新たな分野の会社さん、例えば新世代さんとかですね、あるいはエナジーさんとかいう企業さんは、今後も期待が持てると思いますので、そういった関係で申しますと、今までの投資が徐々に効果を上げ出してるかなというところでございます。
ただ、行政が、言い方は悪いですけども、投資という形でやるには、余りにもリスクが大きいということから、安全確実を第一義としますと、おのずと制限、いわゆる限界はあるのかなというふうな考えでございます。
以上でございます。
○
西村隆行 委員長 杉江委員。
◆杉江昇 委員 今、部長がおっしゃったことには、多分いろんな業種が草津の中に立地されてるのが望ましいという言葉になってくるのかと思うんですけど、今後とも十分その辺を配慮していただいて、多角的な、こっちがこけたらこっちが潤うというような、そういう立地を求めながら、質問を終わります。ありがとうございました。
○
西村隆行 委員長 答弁はよろしいですか。
◆杉江昇 委員 はい、結構です。
◎林田
総合政策部理事 委員長。
○
西村隆行 委員長 はい。
◎林田
総合政策部理事 今の御質問でですね、行政システム改革の視点からというお話がございましたので、1点、
総合政策部のほうからも答弁させていただきたいと思います。
これからの時代の、この草津市のあり方で、やっぱり持続可能な地域社会をつくるというのが、草津市に限らず大きなテーマになると思います。この持続可能な地域社会をつくる中には、社会的環境、自然環境を守るということ、それから、経済的自立を図るということ、そして、人々の支え合う仕組みをつくるということが、大きなこれからの地方自治体に課される課題だというふうに思っております。
この支える仕組みをどうつくるかということについて、協働であるとか、それから、行政システム改革で、公共サービスのあり方をどうしていくか、従来の右肩上がりの中での公共サービス、自治体がサービスをするというところから、本来、サービスの質をどなたが担われて、どうすれば効果的に市民のところに還元できるかというようなあり方を考えるようなことを、平成16年度から4年間取り組んでまいりました。
今、ことしから来年にかけて、また行政システム改革の予算もいただいておりまして、ことしは庁内の職員が議論を、若手職員が議論をさせていただいております。なかなか税収確保の、すぐ特効薬が出るということには、なかなかならないんですが、今の議員の御指摘のようなことも、この作業の中で議論をしていきたいなというふうに思っております。
それから、もう一つ、総合政策の観点からいいますと、経済的自立を図る中で、未来研究所の調査等もしておりますと、やはり都市構造を強くするということ、それから、都市構造を強くする観点では、町の質感を高めていくということ、それから、交流人口をふやしていくというようなこと、従来の右肩上がりの経済政策じゃなくて、産業構造を強くすることもそうなんですが、草津駅、南草津駅を中心とした、この都市核になるところを一つの草津市全体の広域から見て、どうあるべきかというような、都市構造を強くするという、自立した都市構造をつくるという、そういう視点も大事だなというふうに庁内では議論しておるところです。
南草津駅には新快速がとまり、利便性が高まりましたので、さらにこのポテンシャルを高める点では、これから新しい戦略をどう打つか、それから、草津駅もやはりターミナル性のある、この草津駅で、中心市街地問題を大きくとらまえて、草津川と含めて、この草津市による経済活力、魅力を高めることも可能かどうか、そういった視点もこれからの議論に必要だと思っておりまして、どちらも庁内議論を進めておるところですし、基本計画の見直しが来年度始まります。そういった中に、各部局からも提案がされると思いますし、全庁的な観点からも、今いただいた御指摘は、地域経営という観点から大変重要な視点だと思いますので、そういうふうにとらまえております。
○
西村隆行 委員長 杉江委員、よろしいですか。
◆杉江昇 委員 どんどん決算の範疇から離れていきそうなので、この辺でとめますが、
総務部長がおっしゃった、人口がふえれば行政需要も増すという、この相関関係は変わらないところがあって、研究副所長のおっしゃった協働というのが、やっぱりその中で重要な部分かと思っております。どうか、その辺の民間の活用とか、いろんなことも考慮しながら、どうぞ行政を進めてくださいますように
お願い申し上げます。
以上です。
○
西村隆行 委員長 では、副議長、済みません。
◆棚橋幸男 委員 はい、済みません。
今、林田理事のほうからもお話があった、昨日のところで、一応、まちづくりの大きなところで、西田議員に非常に熱く話をしていただきました。その中で、やはり草津の顔、草津駅、こういうお話もあったんですけども、まさしく理事が言われた、南草津駅、このところも新たに草津には2つ目の駅ができて、乗降客もこの在来線の中で2番目に大きな、滋賀県内で位置を占めてきております。こういうことによって、これから、この南草津駅も、同等なまちづくりの思いの中で、まさしく12月11日にも、「みなくさまつり」も設定されておられますので、これから、このところもあわせて、大きな草津の顔として、考えを持っていただいた中で、施策のほうもあわせて進めていただく。
特に、この22年度を見ますと、先ほど山本部長のほうからありましたように、支出の面では、いわゆるいろいろ民生、衛生、労働、消防、それに何ですか、もう一つ何か、教育か、ここらの分野で確かに支出面では、たくさん出ています。こういうところも含めて、現実的にはプラスという実質収支もあった中において、また、一昨年に比べての
プラス面、同じく、支出のほうもプラスしております、3%でしたかね。こういうところを、いかに抑えていくことによって、健全なこの草津市のまちづくりというものが進んでいくかのように思うんですけども、当然、必要なところは当然必要なところでやっていっていただかないといけないし、当然、福祉分野につけてもそうだと思うんですけども、思いとしては、今の全体総数の中で、質の分野をいかに精査して、市民サービスにつなげるか、このところが大きなところでもあると思うんですけども、この3日目のきょうの決算の中で、非常に皆さん、委員の方、たくさん―― 私あんまり、しゃべってないんですけども、いろんなところでお聞きをして、またいろんな注文もつけられました、このところが、いかにこの予算のところへ反映されるか、ここがやっぱり一番の決め手だと思いますので、ここのところも含めて、私は強く要望しておきたいと思いますので、
お願い申し上げたいと思います。どうぞ、よろしく
お願い申し上げます。
○
西村隆行 委員長 副議長、答弁は求められますか。
◆棚橋幸男 委員 はい、もう結構でございます。
○
西村隆行 委員長 よろしいですか。
◆棚橋幸男 委員 はい。
◎山岡 副市長 今の件についてよろしいですか。
○
西村隆行 委員長 はい、どうぞ。
◆棚橋幸男 委員 あ、済みません。
◎山岡 副市長 よろしいですか、答弁ではないんですけども、大変、今、貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございます。
3日間にわたりまして、委員の皆様、大変慎重なる御審議を賜りまして、その中で御意見、また御提言もたくさんいただきました。決算の中でいただいた、それぞれの御意見等、十分に反映して、今、副議長さんがおっしゃってくださったように、来年度の予算の編成に当たっては、市民の方々に本当に喜んでいただけるような予算編成に取り組んでまいりたいと思いますので、よろしく
お願い申し上げます。ありがとうございます。
○
西村隆行 委員長 まだ、閉めておりませんので。
◎山岡 副市長 はい、済みません。
○
西村隆行 委員長 ほか、どうですか。総括的な御質問、御意見よろしいですか。約400億の歳出に対する審議でございますので。よろしいですか。
では、最終だと思うんですが、その前に一言、今回3日にわたりまして、
決算審査特別委員会、今回議会改革の2回目ということでさせていただきまして、いろんなことがあったと思うわけでございますが、ちょっと何点か
委員長といたしまして、振り返らさせていただきまして、コメントを述べさせていただきたいと思います。
まず、最初に苦言のほうから。ちょっと訂正が今回、3回あったということで、そのときの対応等々もあってと思うんでございますけども、やはり、答弁に際しましては、あらゆるどのような質問が出るかは、想定の部分があるかと思いますが、別に慌ててしていただく必要はないと思っておりますので、後で訂正が起きるような答弁は、なるべくないように、ゆっくりと落ちついてですね、もし協議が要るならば、申していただけましたら時間もとっていこうと思っておりましたので、これからは、また、私たちは来年9月にも同じメンバーで、この
決算審査特別委員会を開催させていただきますので、非常に、今回と来期の比較ができるという、みずから、という立場に立たせていただいておりますので、次のときは決して訂正が、まあ絶対とは言い切れないという部分でございますが、ないように
お願いしたいと思っております。
それから、一部、
説明員の方の出入りが、ちょっと途中であったかに思うわけでございまして、それもちょっと、もっとこう、どういうんですか、入る人は最初から入るという感じのほうがいいんではないかという意見も聞き及んでおりますので、それまた御注意を。どうしても職務と連動しながら、当然市民の方の対応が最優先でございますので、していただいておりますけども、それもなるべく整然と
お願いしたいと思っております。
それからあと、審議に対することでございますが、決算認定制度の意義ということで、ある本によりますと、幾つか意義があるわけでございますが、「最も重要な意義は、行政効果の客観的判断と、今後の改善や反省事項の把握と活用であると言える」と、ある本には記しております。「決算は、ただ単に認定して終わりではなくて、その結果をその行政の財政運営の一層の健全化と適正化に役立てるという、将来に向けての前向きな意義が重要である」とある本にはうたっておるわけでございまして、「そのために、決算審査に当たって最も力点を置かなければならないことは、予算が議決した趣旨と目的に従って、適正に、そして効率的に執行されたかどうか、それによってどのように行政効果が発揮できたか、それから見て、今後の行財政運営において、どのような改善工夫がなされるべきであるかということ」とうたっております。
そういうふうな議論をするためには、今回3日間の各議員さんからの質問等、聞いておりますと、やはりまだまだ、この法的な書類は全部出ておるわけでございますが、この主要な施策の成果に関する
説明書の中に、前も申し上げたかもしれませんが、私も議員にならしてもらって8年間、この改善をずっと訴えてまいりまして、いろんな改善をしていただいて、事業の成果もどんどん文章が入るようになってまいりましたし、それから、特にことしは、新規事業と拡大事業の区別が、明確にわかるようにはしていただきましたが、やはり今回も質問内容を見ておりますと、数字の内容を聞いてる質問が、やっぱり多かったわけでございまして、確かにこれは、事前に私たちが、議員として原課に聞きにいくなりということをすればよかったわけではございますが、やはりまだまだ
説明書がですね、聞かないとわからないという―― 永遠の課題かもしれませんが、あるわけでございまして、これはまた私たちも、ここは
委員会でございますので、議会のほうにまた諮りながら議長、副議長とも検討しながら、要求をしていきたいと思っておるわけでございますが、皆様が答弁されるときに持ってらっしゃいます
説明書というんでしょうか、資料というんでしょうか、聞くところによりますと、いろんなフォームがあって、統一はされてないとはお聞きしておりますけども、そこに何かすべてが入っているんじゃないかと、膨大な量になるかとは思いますが、それをしっかり読み込んでいって、ここで今、意義にありましたように、改善策をどうここで出していくのか、予算にどうつなげていくのかという議論をしていきたいと思うときには、そのような資料が必要ではないかと。
先進地なんかの事情を聞いておりますと、膨大な資料が出てきて、確かに予算審査の過程の資料も、すごい膨大な数でございますけども、やはりあれぐらいのもの、決算に関しましてもあったほうが、より突っ込んだ、本当に、今ありました改善が図れるような議論がしていけるのではないかという気がしておりますので、ぜひこの辺も、私がいつも申し上げております総合力、議員と議会、二元代表制、また、両輪ありますけども、総合力として、市民の方に本当にわかりやすい、私たちの血税がどう使われていったのか、どう、それは効果的によかったのか、悪かったのかを議論するために、これからは、その
説明資料の改善を求めておきたいと思いますので、これは、ちょっと正式には議会を通じて要求させていただくかどうか、またこれから検討しながらの話でございますけども、当
委員会におきまして、また
委員長といたしまして、この3日間の議論を考えまして思いましたので、ここで最終
委員長のコメントとして申しておきますので、また、もし改善できるようでございましたら、よろしく
お願いしたいと思います。
それでは、採決に移りたいと思います。
議第58号、平成22年度草津市
一般会計歳入歳出決算について、原案のとおり認定することに賛成の委員の挙手を求めます。
(挙 手 多 数)
○
西村隆行 委員長 挙手多数であります。
よって、議第58号、平成22年度草津市
一般会計歳入歳出決算につきましては、原案のとおり認定すべきものと決しました。
以上で、本
委員会に付託されました決算認定12件の審査は全部終了いたしました。これにて、
決算審査特別委員会を閉会いたしますが、閉会に当たりまして、瀬川副
委員長からごあいさつをいただきます。
○瀬川裕海 副
委員長 どうも
決算審査特別委員会、3日間にわたり慎重審議、大変御苦労さまでございました。
ただいま
委員長のほうから総括のようなお話をいただきましたので、私もこの3日間、この
委員会に参加をさせていただきながら、先ほど
委員長が言われたように、いろいろな施策に関するあれですね、成果に関する説明、この部分におきまして、やはり内容を見ますと、「何々をしました」「何々に努めました」という結果だけが出ているんですが、どういう成果があった、どういう効果があったというのが、やはり一番重要ではないかなと、決算におきましては、と思いますので、
委員長が申されましたように、くしくも来年の9月もこのメンバーで23年度の決算に臨みますので、その点、改良いただけるものと
お願いを申し上げまして、この
委員会を終了させていただきます。
どうも、御苦労さまでございました。
午前11時16分 閉会
草津市議会
委員会条例第30条の規定により、下記に署名する。
平成 年 月 日
草津市議会決算審査特別
委員長...